LESSON 09 / 52
創業計画書の書き方 1/7~7/7
創業計画書の全項目を順番に記入できるようにする
このページで学ぶこと
7ページすべての記入欄、項目説明、記入時の確認ポイント
対応する原資料
スライド 11,13-16,18-19
WHY IT MATTERS
なぜ重要なのか
起業準備は、考えるだけでは前に進みません。このテーマを自分の事業に置き換え、現在の状況と次の行動を具体化することで、計画の実現可能性が高まります。
SOURCE CONTENT
「起業の設計図」の解説
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創業計画書(1/7)
- 1.ビジネスプランのタイトル
- 「ビーガンで味わう、新しい日本の味」ビーガン抹茶ハンバーガーの製造販売
- 2.経営理念
- ①理念 「緑の絆を育む」 ・・・植物とお茶の文化を軸に、地域社会と共に育む緑豊かな絆を大切にします。地元農家の活性化、外国人観光客の来訪増加による地元活性化、CO2削減に貢献しながら、生涯にわたり継続できる事業にしていきたい。
- ②理念を示すための行動 食品廃棄の最小化:・・・食品廃棄を最小限に抑えるための戦略を策定し、余剰食品は地域のフードバンクに寄付。 地域の農業教育への貢献・・・地域の学校や団体と協力して、農業や持続可能な食生活に関する教育プログラムをサポート。
- 3.商品・サービスの内容
- ①商品・サービス
- ②価格設定
- ③説明(強み・弱み・特徴など)
- ビーガン抹茶ハンバーガー アイス抹茶オーレ 抹茶チーズポテトフライ
- ¥700 ¥500 ¥520
- シンプルながらも風味豊か、特製抹茶マヨネーズを使用。 若者や観光客向けに、テイクアウト主体で販売予定。 フライドポテトにチーズ、抹茶パウダーをかけた一品。
- 4.自社の強み
- 健康志向: 全ての材料が植物ベースで、健康に配慮した食品です。 持続可能性: 地元の農産物を使用し、持続可能な食品生産に貢献します。 革新性: ビーガンと抹茶を組み合わせることで、食の革新を提案します。 季節感: 季節の野菜を取り入れることで、季節ごとの新鮮さを提供します。 エコフレンドリーな包装: 環境に優しい包装材料を使用し、プラスチック廃棄物を減らします。 文化的価値: 日本の抹茶文化を広め、国際的な認知度を高めます。 アレルギー対応: 一般的なアレルギー物質を使用しないため、多くの人が安心して食べられます。
- 作成者
- 作成日 年 月 日
- 特定創業支援等事業名( )
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創業計画書(2/7)
- 5.仕入先・外注先の確保
- ①仕入先
- ②外注先
- ・予定食材仕入先3社に加え、下記の業者にアプローチ。 (1)地元の農家: 地元産の新鮮な野菜を仕入れる。直接訪問し、ビジネスモデルを共有。 (2)有機農産物供給業者: 有橑食材の安定供給を目指す。展示会やオーガニックフェアでのネットワーキング。 (3)ビーガン食品メーカー: 特定のビーガン食材の提供。業界イベント参加やオンラインでの接触。 (4)抹茶粉末供給業者: 高品質の抹茶を確保。茶畑を訪問し、品質チェックと関係構築。
- (1) フードデリバリーの戦略的活用 既存プラットフォームとの提携: Uber Eats等の大手デリバリーサービスと提携し、配送業務を外注 。 (2) 製造委託による品質安定と効率化 100%植物ベースの「抹茶バンズ」や「風味豊かなパティ」について、レシピを共有した専門メーカーへ製造を委託 。 高品質抹茶の加工委託: 提携する茶畑から仕入れた高品質な抹茶を、ソースやマヨネーズ用に最適化された状態で納品できるよう加工業者を確保 。
- 6.ターゲット顧客
- ①顧客層
- ②具体的な顧客ニーズ
- 泉・丸の内エリアのオフィスで働く30代〜50代。 名古屋城や栄エリアを訪れる観光客。 環境保護や動物福祉を基準に消費行動を選択する層。
- (1) 健康への罪悪感(ギルトフリー)の解消 高栄養・高品質なランチ、利便性の高い提供 (2) 新しい日本文化体験、視覚的な美しさとSNS発信 旅行中の健康維持
- 7.市場調査 ①業界動向
- ビーガンハンバーガー市場推計規模:約200億〜300億円。日本のパッケージハンバーガー市場における「植物性」の構成比は約2.8〜3.0%と推定。ファストフード店舗全体の売上(1兆円超)のうち、プラントベース選択率の向上を加味すると、外食・中食を合わせた市場規模は上記の水準と推計。抹茶関連カフェメニューは約800億〜1,000億円。
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創業計画書(3/7)
- 8.市場調査 ②商圏調査
- 店舗予定地の東区泉1丁目の1km商圏の分析を実施。商圏人口28,184人に対し、昼間人口は82,578人と、ランチタイムにビジネスチャンスがある。30人以上の民営事業所が1km圏内に521存在するなど、大規模な事業所のランチ需要に応えることで売上を伸ばすことが期待できる。製造のオペレーションタイムを極力短く、Uber eatsなどのデリバリーサービスを活用できる体制を整えて、ランチタイムに集中するオーダーを獲得していく。
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創業計画書(4/7)
- 9.市場調査 ③競合調査
- 項 目
- 当社の特徴
- 競合比較
- 競合A
- 競合B
- 競合C
- 顧客・ユーザ
- 健康・環境意識が高い顧客、外国人観光客、30代女性
- グルメバーガー愛好家、がっつり食べたいビジネスパーソン
- トレンドに敏感な若年層、全国的な有名店のファン
- 抹茶・和スイーツ愛好家、日本文化に興味がある観光客
- 用途・使い方
- 日常の健康的な食事選択、特別な日の新しい食体験
- ランチタイムの満足感重視の食事、ディナー利用
- 話題のメニューを楽しむレジャー的食事
- 休憩・ティータイム、手土産の購入
- 品質・性能
- 100%植物ベース、高品質な抹茶と特製マヨネーズ
- 飛騨牛混合パティの圧倒的な肉感と品質
- 全国大会優勝の技術
- 老舗茶舗の信頼に基づく、本格的な抹茶の風味
- 価格
- 中〜高価格帯(バーガー単価 700円〜1,000円)
- 1,000円〜1,500円
- 1,000円〜2,000円
- ドリンク・スイーツ 〜1,000円
- ブランド・知名度
- 環境と健康に配慮した革新的な新ブランド
- グルメバーガー界における圧倒的な知名度
- 「日本一」の称号を持つ、SNSで話題のブランド
- 創業明治の老舗による安心感とブランド力
- 販売経路・立地
- 東区泉1丁目のオフィス街(商圏人口約2.8万人)
- 丸の内エリア(ビジネス・官公庁街)の路面店
- 栄エリア(商業中心地)のアクセス良好な立地
- 商業施設内や観光地に根ざした立地
- 販売方法
- オンライン注文、テイクアウト主体、デリバリー
- 店内飲食、テイクアウト
- 店内飲食、テイクアウト
- 店内飲食、テイクアウト
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創業計画書(5/7)
- 10.マーケティング計画
- ①アナログ手法
- ②デジタル技術
- (1)プレスリリース・メディア戦略 中京圏のTV局や地域雑誌へアプローチし、信頼性を獲得します 。 (2)近隣大規模事業所へのダイレクトアプローチ 泉・丸の内エリアの30人以上規模の事業所(521件)を重点に、メニューチラシを配布 。福利厚生や会議弁当としてのデリバリー案内を強化します。 (3)店舗外装 A型看板によるコミュニケーション 店舗外装へ投資し、通行人の視線を奪うキャラクター看板を設置 。看板には「午後も頑張れる健康ランチ」など、ビジネス層のニーズ(ギルトフリー)に刺さるメッセージを日替わりで掲示します 。 (4)ポップアップストア・ 地域イベント連携 名古屋城周辺のイベントや、地元のオーガニックフェアへ出店 。地元農家の野菜を使用している「地産地消」の姿勢をアピールし、地域社会との絆を育みます 。
- (1)SNSマーケティング 抹茶の緑が鮮やかなバンズや断面焼きの視覚的インパクトを強調 。特に30代〜50代の「ギルトフリー(罪悪感なし)」を求める層に響く動画を配信します。 (2) Googleビジネスプロフィールの最適化 名古屋城や栄周辺の観光客が「Vegan Lunch」「Matcha」で検索した際の上位表示を徹底 。 (3)ロイヤリティプログラム(公式LINE/アプリ) リピート購入ごとに特典を付与。単身世帯が多いエリア特性を活かし、「日常の健康維持」をサポートする定期利用を促します 。 (4)需要予測 過去の販売データ、天候、近隣のイベント開催などの要因をAIで分析し、翌日以降の仕入れ量を調整します。食品廃棄の最小化のために、原材料ロス年間36万円以内を目指します。
- 11.課題と解決方法
- ①課題
- ②解決方法
- (1)新規性が高く認知が低い (2)ランチ依存で集客が不安定 (3)ランチタイムに注文が集中 (4)原価率・食品ロスによる利益圧迫
- (1)SNS・インフルエンサー・PRで体験価値を発信/試食・ポップアップで初回接触を増やす (2)デリバリー導入(Uber Eats等)/近隣事業所へのチラシ配布で法人需要を獲得 (3)仕込み強化・セミ調理で提供時間短縮/ピーク専用オペレーション設計 (4) 需要予測による仕入最適化/ロス削減(転用・寄付)
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創業計画書(6/7)
- 12.所要資金と調達方法
- 所要資金
- 金額
- 調達方法
- 金額
- 設備資金
- 自己資金
- 1,000万円
- 厨房機器 グリル、オーブン、冷蔵庫、 冷凍庫、調理台など 店舗デザインと改装 内装、看板、照明、家具など AIシステムとソフトウェア 注文管理、在庫管理など 店舗保証金
- 500万円 1,500万円 500万円 360万円
- 身内・友人からの借入
- 500万円
- 金融機関からの借入
- 2,330万円
- 運転資金
- その他の資金調達 IT補助金
- 150万円
- 仕入 食材の初期在庫:抹茶、パティ、 野菜、パンなど 賃借料: 3か月分 人件費: 3か月分 マーケティング費用 オープニングキャンペーン 広告、プロモーション費用 その他経費 水道光熱費、消耗品費、 通信費、雑費など
- 300万円 120万円 375万円 250万円 75万円
- 合計
- 3,980万円
- 合計
- 3,980万円
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創業計画書(7/7)
- 13.収支計画
- 科目
- 1年目
- 2年目
- 3年目
- 算出根拠(1年目)
- 売上高①
- 6,570万円
- 7,500万円
- 8,500万円
- 平均単価1,800円、1日の客数 100人、営業日数: 365日 売上高 = 1,800円×100人×365日 = 6,570万円
- 売上原価②
- 2,102万円
- 2,400万円
- 2,720万円
- 売上高×原価率32%= 2,102万円
- 売上総利益③(①-②)
- 4,468万円
- 5,100万円
- 5,780万円
- 経 費
- 人件費
- 1,500万円
- 1,650万円
- 1,800万円
- 月125万円(店長1名、常時2名)
- 賃借料
- 480万円
- 480万円
- 480万円
- 月40万円(15~20坪物件)
- 広告宣伝費
- 300万円
- 120万円
- 120万円
- 初年度重点投資、2年目以降抑制
- 通信費
- 120万円
- 120万円
- 120万円
- モバイルオーダー保守、AI需要予測
- 旅費交通費
- 20万円
- 20万円
- 20万円
- 仕入先農家訪問等
- その他
- 360万円
- 510万円
- 510万円
- 光熱費、消耗品、2年目から減価償却費計上
- 経費合計④
- 2,780万円
- 2,900万円
- 3,050万円
- 営業利益⑤(③-④)
- 1,688万円
- 2,200万円
- 2,730万円
- 融資返済額
- 0
- 300万円
- 300万円
- 元金返済据置期間:1年、5年返済
ORIGINAL SLIDES
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THINK
自分で考えてみましょう
- 計画の中で、まだ根拠が弱い部分はどこですか。
- 顧客に聞かなければ分からないことは何ですか。
- 第三者へ説明したとき、納得してもらいにくい点はどこですか。
ACTION
今日からできる行動
- 現時点で分かる内容を様式へ記入する。
- 根拠が弱い項目を1つ選び、顧客への聞き取りや調査を行う。






